見つけたオーマイガール



今まで地方という地方にしか居なかったためリリイベなるイベントにほとんど行けなかった。本命のイベントのためにコツコツ交通費やらを稼ぎちまっと会いに行く程度ののんびりとした金のないオタクだった。

それがどっこい転職で関東圏に住むことになり電車で行ける距離でぼこぼこリリイベが開催されるようになった。今迄行けなかった事もあり曲を好きだったり知ってたりすると割とすぐ行ってしまう雑食の女子高生オタクのような事をしていた。


oh my girlremember meでデビュー!リリースイベントを開催!という記事をたまたま見つけた。

おまごるはデビューから曲を聴く程度、アートワークが結構好きだったので何枚かCDも買っていた。名前と顔は一致するけど、この子はどんな子、等はほとんど知らなかった。

しかし年明け。鬼畜だな?と思いつつもそのときすきだったジホちゃんを一目見ようと定時で走ってサンシャイン池袋に向かった。


めっちゃ良かった。


確かその日はremember meと秘密庭園を歌った。キラキラとした衣装で歌って踊る彼女らは画面越しで見るよりずっと華奢で愛らしかった。見つけた!オーマイガールです!と元気よく挨拶する彼女らを見てわー本物だ。と思った。脳味噌が確実に溶けていた。

秘密庭園を歌っている間わたしはまだぜびぜに想いを馳せているタイプのオタクだったので、これがmy flower を抜いて1位なった曲かと何故かこうラスボスを見たかのような気分になったのをよく覚えている(JBJ my flower oh my girlの秘密庭園はthe showで1位争いをしどちらもとれば初の1位というところでおまごるが1位になった。当時はWi-Fiの使えるファミレスで一位のおまごる見ながら悔しくてちょっと泣いた)


どうにかこうにか手に入れたジホの撮影会では「すごかわかわいい」しか言えずにジホに苦笑いをされた。ごめんねじほちゃん。


でもそれよりずっと印象に残ったのが舞台に立つスンヒの姿だった。

ずっと手を振っている、ずっとオタクと何かしてる。と思わずトークやふとした瞬間目を奪われたし、キラキラとした笑顔がとっても綺麗で。のびのびと歌う姿が、ステージを楽しむ姿がまた綺麗だった。この子のオタクをしたら楽しいな?と思い、明日はスンヒちゃんに会いに行こう。と決意したオタクだった。まあその日は大人しく帰ったよ。




次の日も定時で走ってサンシャインに行ったよ!!


2日連続走って足が結構真剣に死んでいた。痛かった。息切れしながらCDを買い。スンヒが出なかったため券を持って立ち尽くしていた。

すると色んな人が誰求めてますか?とか、デュエルすんのか?みたいな分厚いバインダーに券をたくさん入れたおじさんとか色んな人が声をかけてくれたし、推し同士の交換じゃなくてもあなたが推しと逢えるならのような精神で交換してくださる方もいてミラクルすげー優しい優しすぎて怖いよ。となったのを覚えてる。でもこの感覚は毎回感じてる。わたし現場に行く友達誰もいないけどなんかこうみんなあったかいよね。ミラクルはすごい。


その日もremember meそして一時期狂ったように聴いたwindy dayをうたうおまごるを見てもうおまごるのオタクをすると腹を括った。2日目はユアちゃんのremember meを踊る姿が、表情が、空気を切る指先が、はらりと揺れる髪の毛さえ全てが美しくて、計算された美しさってってこういうことなのかな?と感動した記憶もある。


そしてついにスンヒのサイン会に無事行った私


すごい


しか言えなくなる。

今まで割と塩対応ドルばかりを追い続けた結果営業という営業をがっつりかけられたことがなかったため動揺してしまう。

私の名前を声に出して読んだあと可愛い名前!!と名前を書き始め、私が今日初めてスンヒに会いに来たことを伝えれば驚いたように「本当!?ありがとう!嬉しい!これは私の嬉しい気持ち〜!」と名前の横に大量のハートを書き出すスンヒに私はいとも簡単に落ちてしまったのである


そこから活動のたびに大量に届くCDに笑ってしまったりカード明細を見て青ざめる一年が待っているが自信を持って今のスンヒのオタクが一番楽しいと言える。


今年も年始のクソ忙しい時期のリリイベにデジャヴを感じながら全力疾走し、あの日より何枚も増えた特典券を握りしめ列に並び。スンヒと「お?久しぶりじゃない?元気にしてた?」とお互いに久しぶりだと感じられることが嬉しくて初めて会った日を思い出して振り返ってみた。レポを見ると結構な人数のオタクに久しぶり!としているようだが素直にどれくらいの数のファンを覚えてるのかなあ、と気になった。そして真摯にミラクルに向き合ってくれているのだなあととても感動した。


結論としてはおまごるは、いいぞということと、スンヒはプロアイドルですごい。ということ

またライブのスンヒだったりファンミのスンヒだったり特典会のスンヒだったり、記憶を辿りながらスンヒはすごく愛らしい女の子だということを書きたいなとおもいました。需要はなくても書きたいので書きます。よろみ。おわり。